弊社のパッケージデザインは、「無ほう※庵」という”号”を持たれている綿貫宏介先生にお願いしております。
「物の応じて方無」 自由に生きることを信条とされ、彫刻、陶芸、硝子、詩文、書、和紙、篆刻・装幀・美術・工芸・食品酒類・各分野のトータルデザイン・プランニング・染・織・茶装と その活動は限りなく、また夫々の領域で一流の評価を受け、日本パッケージデザインでの大賞、日本DM大賞、ムンドセレクション・アテネ金賞などを受賞されておられます。
先生のデザインを見ると、初めて見るのに懐かしさや安堵を感じる。
何時の時代のデザインだろうか?
古典とも、モダンとも、インターナショナルとも違うが、それは先生が15年余、ポルトガルを始め海外での生活の中で生み出された独自の感性から生み出された作品と言う外はないように思えます。
「身辺のものを全て自ら創りたい」という先生は、創造芸術家と呼ぶしか適切な言葉が見当たらないのです。
※ほう=「さんずいへん」に「方」 |